第七号目次

発行;澪標(税込定価500円)
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別冊・詩の発見 第七号


目次

詩1
   ぬー、アフリカの声               小池 昌代 4
   春と牛               高階 杞一 8
   あまりに小説的な4 柘榴               森 哲弥 10
   星空へのパスポート               佐々木 浩 12
   ワールドワード・ボム               犬飼 愛生 16
   きょうから悪魔とお友達               田中 絵美 18
   誰もいない街               佐原 達也 20

  特集 中原中也の一〇一年

講演 これからの現代詩と中原中也          北川 透 22
講演 フランス語になった中原中也          宇佐美 斉 33
シンポジウム 私と中也   細見和之/彦坂美喜子/山田兼士/倉橋健一(司会)42
〔中原中也を読む〕
中原中也名フレーズ50選――「生前未発表詩篇」編     四元 康祐 59
「夏」     長崎 夏子 64
「骨」     上田 享枝 65
「玩具の賦」(抄)     権田 祐介 67
「月夜とポプラ」「暗い公園」他     進藤 由緯 68

特別講義 最新作を読む          谷川 俊太郎 〔聞き手〕田 原/山田 兼士 71

詩2
●たわし生活/小西永恵 93
●たゆたう/橋向里奈 95
●ゆれるゆれる、立ちどまる/野口明日香 97
●プライド・ポーク/小桜 優子 99
●視線コミュニケーション/神田江里奈 101
●キリンのゆめ/岡部 裕美 103
●海の骨/山田有実子 105
●アスファルト/上田 享枝 107
●イカロ(伽)/長崎夏子 109
●日和の陰/馬越 菜津美 111

連載 眉村卓の散文詩remix(3) 解説・山田兼士/乾知博/吉田めぐみ 113
連載 谷川俊太郎の詩学(5)二十億光年の私をめぐって     山田 兼士 120
執筆者プロフィール127
後記 129

後記
●今回は二〇〇七年に生誕百年を迎えた中原中也を特集しました。
十月に神戸で行なわれた記念セミナーには百四十人ほどが参加。
北川透さん、宇佐美斉さんの講演録を掲載すると共に、倉橋健一さんの司会によるシンポジウムの記録を掲載しました。
総合司会はたかとう匡子さん。「中也の会」の皆さんとミュンヘンからご寄稿の四元康祐さんに感謝申し上げます。
●当初企画していた「大学生が読む中也名詩鑑賞」は投稿者が少なく、やむを得ず規模を縮小して四名の投稿を掲載しました。
●八年連続となる「谷川俊太郎特別講義」は今回も田原さんに参加して頂いて、新作を中心に充実したお話を伺うことができました。お二人に深く感謝。
●ОBからの投稿、今回は三篇のみでやや拍子抜け。あまり長くないもの(二頁以内)なら積極的に掲載していくつもりです。
Wordの添付ファイルまたはテキストで下記アドレスまで。(山田)
CYK00670@nifty.com