季刊　びーぐる　詩の海へ　18号

特集　名詩を発掘―埋もれた宝石に光をあてる

論考　　　    山田孝を呼びもどす　藤富保男 4

　　　　　    少しずつ腐敗していく桃―山本哲也「静かな家」を読む　北川　透 8

　　　　　    不帰順の二人　季村敏夫 12

　　　　　    手の平に窓　高階杞一 15

　　　　　    詩を書きはじめたころに出会った詩　細見和之 19

アンケート　 「知ってほしい、埋もれた名詩」

 谷川俊太郎 23　岩佐なを 23　田中庸介 25　大橋政人 26　神尾和寿 28　岩木誠一郎 29

ジェフリー・アングルス 30　柿沼 徹 32　はたちよしこ 33　山村由紀 35　水野るり子 36　倉田比羽子 37

 高橋秀明 39　田中国男 40　八木幹夫 41　Pippo 42　左子真由美 44　淺山泰美 45　

 江夏名枝 46　北爪満喜 48　金堀則夫 49　川村和夫 50　阿毛久芳 51　山田兼士 52　リース・モートン 53

第二回　びーぐるの新人55

　　　　 君を見つけた　草野理恵子　56

　　　　 新人選評　垂直の詩学　四元康祐　「びーぐるの新人」選評　杉本真維子　58

作品　　　　　 凩一番は吹かなかった　植村秋江　60　　波紋　高階杞一　62　

スクランブルエッグのようなものかもしれない　細見和之　63　

アカシアの雨に打たれて昼ごはん　山田兼士　64　一行小説　四元康祐　65　

連載　　　　　 四元康祐／高階杞一のフォトポエム【18】「ひさかたのひかりのなかで」66

細見和之／山田兼士の対論・この詩集を読め【18】望月遊馬『焼け跡』68

石垣島通信【8】八重 洋一郎　75

小池昌代「シ・カラ・エ・カラ・シ」【18】「ホリディ」 76

森雅之「よそみの時間」【13】「勉強」 78

海外詩紹介【13】マイケル・ブレナン　Michael Brennan　訳・解説 四元康祐　80

高階杞一「詩歌の植物」【3】「小出新道の謎」 85

新連載　清水あすか「詩は種なす。」【1】「紙に点滅する。」 90

時評　　　　　　　　 ■詩集時評 1　読むことによって描かれるもの／瀬崎　祐　92

　　　　　　　　　　 ■詩誌時評 6　だくだく／北川朱実　96

　　　　　　　　　　 ■詩論時評 1　人類の詩から詩の自由へ／山田兼士　100

　　　　　　　　　　 ■短歌時評　 10　 運命としての固有語／真中朋久　103

　　　　　　　　　　 ■俳句時評 7　勇気ある失敗を／北大路翼　107

書評　　  　　  池田順子詩集『水たまりのなかの空』／長谷川龍生　111

四元康祐詩集『日本語の虜囚』脱獄の方法／  阿部公彦　112

有鴇秀記詩集『眠りの門』音楽するソクラテス／山田兼士　113

疋田龍乃介『歯車VS丙午』比類のない言葉の剣士／細見和之　114

江尻潔詩集『虚光集―ひのみかげふみ―』「新たな光」としての「うた」／生野　毅　113

投稿作品　 ●掲載者　 荒井隆明／山口理々子／町田理樹／小縞山いう／藤本哲明

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  竹野政哉／ヤドリギ金子／黒田ナオ／村上由起子 116

　　　　　●選考評　　 明快さとその向こう／細見和之 125　　 聖域のない場所で／杉本真維子 126　 　

バックナンバー　127

編集後記　129　

投稿規定　裏表紙