季刊　びーぐる　詩の海へ　第17号

特集　　　 杉山平一　人と作品

論考　　　　〈現在形〉の希望は可能か――杉山平一『希望』をめぐって　鈴村和成 4

杉山平一さんへのオマージュ　以倉紘平 8

戦時下の杉山平一　細見和之 13

　　　　　　杉山平一の詩学　（１）『夜学生』の憂鬱　山田兼士 16

エッセイ　　杉山平一さんと四季派学会　山田俊幸 20

　　　　    父の最期　木股初美 23

アンケート　杉山平一　この一篇

　　　　　  神山睦美 25　高階杞一 26　苗村吉昭 27　中塚鞠子 28　

新川和江 29　四元康祐 30　大谷典子 31　舟山逸子 32

佐古祐二 33　金堀則夫 34　たかとう匡子 36　冨上芳秀 37　貞久秀紀 38

インタビュー　機知と具象と映像と　杉山平一　〈聞き手〉山田兼士　 39

作品　　　 それからは　草野信子　52　　 　　　　　検査の必要　江口　節　54

　　　　　　 蝶　河邉由紀恵　56　　　　　　 　　　　　out　一方井亜稀　58

　　　　　　 笹雨の境 柿沼　徹 60　　　　 　　　　　キンちゃんは音読する　愛敬浩一　62

　　　　　　 ハイファ、ハイファイ　鈴村和成　65　　 とってもバイリンガルな夫婦　 細見和之 66

　　　　　　 夏のコラージュ　　　 山田兼士 67　　　　 なおも、なおも　　 岸田将幸 68

連載　高階杞一を読む（10）乾いた抒情のレクイエム――『雲の映る道』　山田兼士　70

海外詩紹介（12）レイン・レインス――オランダの海辺から世界を見晴らす　四元康祐　75

細見和之／山田兼士の対論・この詩集を読め【17】清水あすか『二本足捧げる。』　80

四元康祐／高階杞一のフォトポエム【17】「今朝の問題」88

小池昌代「シ・カラ・エ・カラ・シ」【17】「アクア」 90

森雅之「よそみの時間」【12】「ボール」 92

石垣島通信7　八重 洋一郎　94

ＰＩＷ通信　14　｢谷川俊太郎特集第二弾　言語本意の散文詩｣　四元康祐 87

書評　江口節詩集『オルガン』鎮魂のなかの言葉の光／細見和之　95

山田兼士詩集『家族の昭和』なつかしい家族史／瀬崎　祐　96

佐藤弓生『うたう百物語』歌―物語発生のトポスとして／山田兼士　97

時評　■詩集時評 9　歩く　生から死へ／死から生へ／山田兼士　98

■詩誌時評 5　うどん屋の饂飩の文字が混沌になり／北川朱実　102

■詩論時評 9　「純粋言語」と「無心」／細見和之　106

■短歌時評 9　さまざまな戦略／真中朋久　109

■俳句時評 6　狂気を求めて／北大路翼　113

投稿作品　●掲載者　 草野理恵子／山口理々子／疋田龍乃介／中村みのり／ヤドリギ金子／大島健夫／

　　　　　　　　　　 大野南淀／花潜　幸／とうどうせいら／竹野政哉／田野カズコ 117

●選考評 　まなうらの祈り／杉本真維子 125　ふふふ…孵化する（詩の）浮力／四元康祐 126　 　

バックナンバー　127

編集後記　129　

投稿規定　裏表紙